年末年始の休業のお知らせ文例|休み前にホームページで確かめる 5 つ
年末年始の休業のお知らせをホームページに載せるついでに、休みの間に困らないための確認を 30 分で済ませられるようになります。
年末年始は、ホームページに休業のお知らせを載せる時期です。同時に、会社が休んでいる間は、ホームページに何か起きても気づくのが年明けになりがちです。制作会社や保守先も同じように休みに入ります。この記事では、年末年始の休業のお知らせの文例と、休みに入る前にホームページで確かめておくことを順にまとめます。
証明書の期限や、公開しているソフトの版のように外から分かる項目は、無料診断 にドメインを入れると数十秒で確かめられます。休み前の確認の 3〜4 番目は、これで済ませられます。
年末年始の休業のお知らせをホームページに載せる文例
お知らせに入れるのは、次の 4 つです。
- 休業の期間(何日から何日まで)
- 営業を再開する日
- 休み中に届いた問い合わせ・注文をいつから返すか
- 急ぎの連絡先(ある場合だけ)
そのまま使える例文です。日付と社名を直してください。
年末年始休業のお知らせ 誠に勝手ながら、当社では下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。 休業期間:2026 年 12 月 27 日(日)~ 2027 年 1 月 4 日(月) 営業再開:2027 年 1 月 5 日(火)より 休業期間中にいただいたお問い合わせは、1 月 5 日以降に順次ご返信いたします。 ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
急ぎの連絡を受けるなら、「お急ぎの場合は〇〇までご連絡ください」を 1 行足します。個人の携帯番号は載せず、代表のメールや留守番電話の案内にとどめます。
ホームページで注文を受けている(ネットショップがある)場合は、発送の締め切りも書きます。
年末年始の休業と発送についてのお知らせ 下記の期間は休業のため、商品の発送とお問い合わせへのご返信をお休みいたします。 休業期間:2026 年 12 月 27 日(日)~ 2027 年 1 月 4 日(月) 年内の発送:12 月 25 日(金)正午までのご注文分まで 休業期間中もご注文は承りますが、発送は 1 月 5 日(火)以降、ご注文の順に行います。
年末年始のお知らせをホームページのどこに載せるか
トップページのお知らせ欄に 1 件として載せるのが基本です。お知らせ欄が目立たない作りなら、トップの上部に 1 行の帯で出すと見落とされません。あわせて、問い合わせフォームのページとネットショップのカートの画面にも 1 行入れておきます。休み中に連絡しようとした人が、まず見る場所だからです。
自社でお知らせを更新できない作りの場合は、制作会社に掲載と取り下げをまとめて頼みます。12 月は制作会社も依頼が重なるので、11 月中に日付と文面を送っておくと確実です。
年末年始のお知らせを載せる時期と外す時期
載せるのは 12 月の上旬から中旬が目安です。トップページのお知らせ欄に載せ、問い合わせフォームのページにも 1 行入れておくと、休み中に送った人が返事を待たずに済みます。フォームの自動返信メールにも、休業期間を一言入れておきます。
外すのは、営業を再開してから 1 週間ほどです。外し忘れて 2 月まで残っていると、更新されていない会社に見えます。載せた日に、外す日をカレンダーに入れておきます。
休みの間にホームページで起きると困ること
休み中に起きても、すぐには気づけないことがあります。
- ホームページの改ざん:開くと知らない通販サイトに飛ばされる、検索結果に覚えのないページが大量に出る、といった形で起きます。古い WordPress やプラグインが入口になることが多く、気づくのが遅れるほど、取引先や客の目に触れる期間が長くなります
- 証明書やドメインの期限切れ:SSL 証明書が切れると、ブラウザが全面に警告を出します。ドメインが切れると、ホームページもメールも止まります。期限が 1 月上旬に来ると、休み中に切れて年明けまで誰も気づきません
- 問い合わせフォームの停止:フォームからのメールが届かなくなっても、休み中は問い合わせが来ないのが普通なので、異常に見えません
- 連絡がつかない:制作会社・保守先・サーバー会社も年末年始は休みに入ります。休み中の連絡先を知らないと、気づいても手が打てません
IPA(情報処理推進機構)も、長期休暇は担当者が不在になり、ウイルス感染や不正アクセスに気づくのが遅れやすいとして、毎年 12 月に年末年始の注意喚起を出しています。年末年始にサイバー攻撃が増加するかどうかよりも、起きたときに気づくまでが長いことが、休み中の一番の弱みです。
年末年始の前に、ホームページで確かめる 5 つ
休みに入る 1〜2 週間前に、次の 5 つを確かめます。自分で全部やる必要はなく、制作会社・保守先に頼めば済むものもあります。
1. 休業のお知らせと、休み中の連絡の受け方
上の文例でお知らせを載せ、フォームの自動返信にも休業期間を入れます。休み中に急ぎの連絡を受けるかどうか、受けるなら誰が見るかを決めておきます。
2. 制作会社・保守先の休みと、休み中の連絡先
制作会社・保守先の休業期間と、休み中に何かあったときの連絡先を聞いておきます。保守契約で何をしてもらっているか分からない場合は、保守契約を確認する 5 つの点 もあわせて確かめます。
3. SSL 証明書とドメインの期限
証明書とドメインの期限が、12 月下旬から 1 月中旬に来ないかを見ます。証明書の期限は、ブラウザでも 無料診断 でも確かめられます。手順は SSL 証明書の有効期限を確認する方法 にまとめています。ドメインの期限は、ドメインを契約している会社(制作会社が代わりに契約していることもあります)に聞くのが確実です。
4. WordPress・プラグインの更新
WordPress やプラグインに更新が残っていれば、休みに入る数日前までに済ませてもらいます。休みに入る当日の更新は避けます。更新で表示が崩れても、直す人がいないためです。公開しているソフトの版が古くないかは、無料診断 で外から確かめられます。
5. 休み前の日付のバックアップ
休み前の日付のバックアップがあるかを確かめます。改ざんされたときに、休み前の状態に戻せるかどうかがここで決まります。バックアップが「ある」と「戻せる」は別の話なので、詳しくは バックアップと復元の確認 を見てください。
制作会社・保守先には、次の文面をそのまま送れます。
年末年始の休みの前に、当社ホームページについて次の点を確認させてください。
- 御社の年末年始の休業期間と、休み中に不具合があったときの連絡先
- SSL 証明書とドメインの次の期限(12 月下旬~1 月中旬に来ないか)
- WordPress・プラグインの更新が残っていないか。残っていれば、休みの数日前までの対応のお願い
- 休み前の日付のバックアップがあるか パスワードなどの認証情報は送らなくて構いません。
診断で直す点が見つかって、何をどう頼めばよいか分からないときは、診断の結果から制作会社への依頼文を作る ホームページの依頼文(9,800 円)もあります。年内に頼めば、休みに入る前に直してもらえます。
休み明けに見ること
営業を再開した日に、5 分で次の 3 つを見ます。
- トップページと主なページが、いつもどおり表示されるか(知らないサイトに飛ばされないか)
- 問い合わせフォームから試しに 1 通送って、届くか
- Google で
site:自社のドメインと検索して、覚えのないページ(通販や外国語のページ)が出てこないか
おかしな点があれば、制作会社・保守先にすぐ連絡します。休業のお知らせを外す日も、ここで確かめておきます。
長期休暇のセキュリティ対策は、会社の中の分も
この記事はホームページの話に絞りました。会社の中のパソコン・メール・持ち出した機器の扱いなど、長期休暇のセキュリティ対策の全体は、IPA の「長期休暇における情報セキュリティ対策」が、休みの前・休み中・休み明けに分けてまとめています。年末年始の注意喚起も、毎年 12 月にここから案内されます。
ホームページで何から手を付けるかの全体は、ホームページのセキュリティ対策は何から始めるか にまとめています。
よくある質問
年末年始のお知らせは、いつからホームページに載せればよいですか。
12 月の上旬から中旬が目安です。取引先や客が年内の予定を立て始める前に載せておくと、問い合わせの行き違いが減ります。休み明けの営業再開の日から 1 週間ほどで外します。
休み中にホームページの不具合に気づいたら、どうすればよいですか。
まず制作会社・保守先の休み中の連絡先に連絡します。連絡がつかず、知らないサイトに飛ばされるなど明らかにおかしい場合は、サーバー会社の窓口にも相談してください。年内に休み中の連絡先を確かめておくのが、いちばんの備えです。
休み前の確認は、自分でやらないといけませんか。
証明書の期限や公開している版などは、無料診断で外から確かめられます。更新やバックアップは、制作会社・保守先に「休み前に済ませてほしい」と頼めば足ります。この記事の文面をそのまま送れます。
自社のサイトで確かめる
ドメインを入れるだけで、この記事に出てきた項目が外からどう見えているかを無料で点検できます。設定は変えません。結果はその場で出ます。