PHP のサポート終了はいつか。版ごとの期限と、古いまま使う影響
PHP 公式が、その版にセキュリティ修正を出さなくなること。
ひとことで
PHP は、多くのホームページや WordPress を動かしているプログラムの言語です。PHP は版(7.4、8.2 など)ごとに、公式がセキュリティの修正を出す期限を決めています。その期限が過ぎることを「サポート終了」と呼びます。
PHP 公式の一覧(php.net の Supported Versions)によると、期限は次のとおりです。
- 8.1 以前:終了済み(7.4 は 2022 年 11 月に終了)
- 8.2:2026 年 12 月 31 日まで
- 8.3:2027 年 12 月 31 日まで
- 8.4:2028 年 12 月 31 日まで
古いと何が起きるか
サポートが終わった版では、新しく弱点が見つかっても公式の修正が出ません。弱点の情報は公開されるので、古い版のサイトを探して狙う攻撃の対象になりやすくなります。
また、WordPress のプラグインなどが新しい PHP を前提に作られるようになり、更新できない部品が増えていきます。古い PHP が、ほかの更新を止める原因になるわけです。
必要か
サポート終了の版を使っているなら、上げる計画を立てる価値があります。8.2 を使っている場合も、2026 年 12 月 31 日が期限なので、次の版への切り替えを今のうちに相談しておくと慌てずに済みます。
上げる作業そのものはサーバーの管理画面で済むことが多い一方、古いプラグインやテーマが新しい版で動かないことがあります。そのため、動作確認込みで頼むのが一般的です。
頼み方
制作会社・保守担当には「今の PHP の版を教えてください。サポート期限内の版(8.3 以降)に上げる場合の、動作確認込みの見積もりをお願いします」と伝えれば通じます。
よくある質問
PHP 7.4 のサイトは、止めた方がいいですか。
止める必要はありません。ただ、7.4 は 2022 年 11 月に公式のセキュリティ修正が終わっており、その後に見つかった弱点は直りません。制作会社に、新しい版へ上げる計画と見積もりを相談するのがよい順番です。
自社のサイトで確かめる
ドメインを入れるだけで、この記事に出てきた項目が外からどう見えているかを無料で点検できます。設定は変えません。結果はその場で出ます。