同じ指摘で、
受け取るものを並べました。
架空の事例(実在のサイトではありません)で、無料診断の結果、依頼文パック、詳細診断の報告書に書かれることを、指摘ごとに横に並べました。
無料診断0 円
何が観測されたか
依頼文パック9,800 円(税込)
人が確かめ、急ぐ順に並べ、そのまま送れる依頼文に
詳細診断29,800 円(税込)
検査を足して、原因・直し方・見積もりの目安・再確認まで
example-seizo.co.jp
従業員 20 名の製造業。5 年前に制作会社が WordPress で構築。レンタルサーバー(共用)。保守契約は切れており、制作会社とは連絡が取れていない(架空)。
1サイトを動かす PHP の版が 7.4(サポート終了)
無料診断
要対応:X-Powered-By: PHP/7.4.33。公式のセキュリティ修正は 2022 年 11 月で終了。
観測した事実までです。何をどう頼むかは書きません。
依頼文パック9,800 円
- 人が確かめたこと
- 応答の X-Powered-By に PHP/7.4.33 が出ていることを確認。7.4 系の公式のセキュリティ修正が 2022 年 11 月で終わっていることを php.net で確認。誤検知ではありません。
- 急ぐかどうか
- 1 番目。公開されている脆弱性の修正を受けられない状態のため、先に対応します。
- 依頼文(そのまま送れます)
- 「ホームページを動かしている PHP が 7.4 のままで、公式のサポートが終わっています。8.2 以上に上げてください。上げる前に、今のテーマとプラグインが新しい PHP で動くかの確認と、元に戻せるバックアップをお願いします。費用と日程の見積もりをください。」
詳細診断29,800 円
依頼文パックの内容に、次が足されます。
- 確かめたこと(検査を足して)
- トップ以外の 5 ページでも同じ版を確認。サーバーのエラーページの形式から、共用レンタルサーバー(PHP の版を管理画面で切り替えられる種類)と推定。
- 原因の推定
- サーバー側には新しい版が用意されているが、サイト側の設定が 7.4 のまま。制作会社が設定した時点から触られていないと推定。
- 直し方
- 管理画面で PHP を 8.2 以上に切り替える。ただし、5 年前のテーマとプラグインが新しい PHP で動かない可能性があるため、先にステージング(複製)で動作を確認し、本番は夜間に切り替える。
- 壊れやすい点
- 切り替え直後にサイトが真っ白になる、問い合わせフォームが動かなくなる、のどちらかが起きやすい。復元できるバックアップを切り替え前に取る。
- 見積もりの目安
- 確認込みで 3〜8 万円。プラグインの置き換えが必要なら上振れ。
- 再確認
- 切り替え後に同じ外側点検を実施し、X-Powered-By から版が消えているか、または 8.2 以上になっているかを確認します(再確認 1 回込み)。
2会社名をかたるメールの対策(DMARC)が無い
無料診断
確認推奨:_dmarc レコードなし。会社のドメインをかたったメールが届きやすい。
観測した事実までです。何をどう頼むかは書きません。
依頼文パック9,800 円
- 人が確かめたこと
- _dmarc の TXT レコードが無いことと、SPF は設定済みであることを確認。誤検知ではありません。
- 急ぐかどうか
- 3 番目。急ぎではありませんが、DNS に 1 行足すだけなので同じ機会に。
- 依頼文(そのまま送れます)
- 「会社のドメインをかたるメールを減らすため、DNS に DMARC の TXT レコードを追加してください。最初は p=none(様子見)でお願いします。作業日と費用を教えてください。」
詳細診断29,800 円
依頼文パックの内容に、次が足されます。
- 確かめたこと(検査を足して)
- SPF は設定済み(Google Workspace)。DKIM の公開鍵は google._domainkey で確認。DMARC だけが無い。
- 原因の推定
- メールを Google Workspace に移した時点で SPF だけ設定し、DMARC は案内されなかったと推定。
- 直し方
- DNS に TXT レコードを 1 行追加する。まず p=none(監視のみ)で 2 週間様子を見て、問題なければ p=quarantine に上げる。
- 壊れやすい点
- 最初から p=reject にすると、SPF/DKIM が通っていない正規のメール(複合機からの送信など)が届かなくなる。段階的に上げる。
- 見積もりの目安
- DNS を触れる担当者なら 30 分。外注なら 1〜2 万円。
- 再確認
- 追加後に _dmarc の TXT を外側点検で確認します。
3WordPress 本体の版が 5.8(更新停止の可能性)
無料診断
確認推奨:readme.html に 5.8 と表示。本体の更新が止まっている可能性。
観測した事実までです。何をどう頼むかは書きません。
依頼文パック9,800 円
- 人が確かめたこと
- readme.html に 5.8 と表示されていることを確認。WordPress の最新版より古い版です。
- 急ぐかどうか
- 2 番目。PHP を上げたあとに続けて行います(古い PHP のままでは新しい本体に上げられないため)。
- 依頼文(そのまま送れます)
- 「WordPress 本体が 5.8 のままです。PHP を上げたあとで、最新版に更新してください。更新後に、問い合わせフォームと主なページの表示を確認してください。」
詳細診断29,800 円
依頼文パックの内容に、次が足されます。
- 確かめたこと(検査を足して)
- readme.html の版のほか、読み込まれている本体スクリプトの ver パラメータからも 5.8 系を確認。公開されているプラグインは 6 種類で、うち 2 種類は配布停止。
- 原因の推定
- 自動更新が無効、または PHP 7.4 のままでは新しい本体に上げられない状態。
- 直し方
- PHP を上げた後で本体を最新に更新する。配布停止のプラグイン 2 種類は代替に置き換えるか削除する。
- 壊れやすい点
- テーマが古いと本体更新で表示が崩れる。ステージングで確認してから本番に反映する。
- 見積もりの目安
- PHP 更新と同時なら追加 1〜3 万円。
- 再確認
- readme.html とスクリプトの ver が新しい版になっているかを確認します。
詳細診断の報告書だけにあるもの
要約(1 ページ目)
- 要対応 1 件(PHP 7.4)は、放置すると公開されている脆弱性の修正が受けられない状態です。先に対応します。
- 確認推奨 4 件のうち、DMARC と WordPress 本体の更新は、PHP の更新と同じ作業で一緒に片付きます。
- 修正の見積もりは、PHP と WordPress の更新で 3〜8 万円、DMARC とヘッダーの追加で 1〜3 万円が相場の目安です(業者・構成で変わります)。
- 制作会社と連絡が取れない前提で、依頼文は「新しい保守会社に初めて頼む」形で書いています。
外からは分からなかったこと
- ログイン後の管理画面の設定(ユーザー数、二段階認証の有無)は外からは見えません。更新作業の際に担当者に確認してもらう項目として依頼文に含めています。
- バックアップの有無と復元できるかは、外からは確認できません。
次の 30 日
- 1 週目:保守会社を 1 社決め、報告書と依頼文を渡す。バックアップの取得を先に依頼。
- 2 週目:ステージングで PHP 8.2 と WordPress 最新版の動作確認。DMARC は p=none で追加。
- 3 週目:本番切り替え(夜間)。切り替え翌日に SECUNOA の再確認。
- 4 週目:DMARC を quarantine に上げる。残りの確認推奨(HSTS、埋め込み防止)は同じ業者に見積もり。
修正作業そのものは含まれません。頼み先がない場合は、修正の見積もり(別料金)をご相談いただけます。
まずは依頼文パックから。 9,800 円(税込)、入金確認から 2 営業日で PDF をお届けします。30 日以内に詳細診断へ進む場合は 9,800 円を差し引くので、二重にはかかりません。